システマとは

【システマとは?】

システマは、元々ロシア軍隊特殊部隊将校である、ミカエル・リャブコによって、創始された実践格闘術です。戦地、人質奪還、武装解除など物理的にも、精神的にも困難な局面で使用されてきました。

そうした取り組みは、

現代人の様々な問題、状況を切り抜ける、打開するためのメソッドとして体系化され、2005年頃から日本で普及し始めました。

日常・ビジネス・スポーツ、様々なライフスタイルや場面で応用できるツール、「人生を高めるメソッド」として、近年、注目され始めました。

写真左 : システマ創始者 ミカエル・リャブコ(モスクワ本部)
写真右 : マスター ヴラディミア・ヴァシリエフ(トロント本部)

システマは、個人の目標を叶えるツールキットです。自分自身の理解を助け、自分でも知らずにいた能力の発見を手助けします。

-システマ創始者 ミカエル・リャブコ

人のシステム(仕組み)が、ロシア語でシステマといわれる理由も、人としての価値を高める理念と、その訓練法が備わっているからです。

だから、護身術でありながら、健康、ストレス、身体の操作方法、呼吸、リラックスにも重点を置いています。

トレーニングは、動き、状態変化など、詳細にこだわるため、ゆっくりすることが多く、普段運動していない方、女性、中学生まで、無理なく継続可能です。

システマ=人間力

システマは、人に本来備わる仕組みを紐解き、理解することで、人間力を高めるツールである。


【コンセプト】

①技術、テクニックを学ばない

システマは型やパターン化した動作がなく、自由な動きを模索しています。動きを学ぶことで、様々な状況に対して、技術やテクニカルではなく、人に元々備わるスキル活用で状況を打開することを目的とします。

②戦わずして勝つ

人とぶつかる(戦う)のではなく、状況変化として捉え、コントロールを学ぶ。人の動かし方を、相手の体ではなく相手自身へ働きかけ、思考や知識としてではなく、体で直接、体験と感覚で習得していきます。戦うのではなく、自分の自由度を増やす取り組みです。

③自分を知る、理解する。

自分の弱さやプライドと向き合い、感情に支配されることなくコントロールする。コントロールできない感情は、仕事、日常の中で、自分にとって有害です。感情を切り離し、パワーに変換することで、ポテンシャルの発揮に務めます。

④健康的 ストレスを溜めない

他の武道と違い、システマの取り組みは、心身共に健康な状態を目的とします。トレーニングでは、来た時よりも良い状態で帰ることを目標として掲げています。健康な戦士は、不健康な戦士に勝る。健康的なビジネスマンを目指します。

・人の本質を磨き、現代をサバイブする

・当たり前を疑い、自分の可能性を拡大

・自分の特徴を理解し、実力を最大限へ

・ストレスに強く、心身健康な人へ


【特徴】

・試合、大会はなく、道着や帯ベルトもない

・決まった型や技はない

・ルールがなく、自由な動き

・武器を使用したトレーニング

・対複数人や集団でのトレーニング


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