目次
- 戦わな護身術システマを学ぶ意味とは
- 人間性を取り戻す(高める)
- 感受性と無意識を鍛えるために
戦わない護身術システマを学ぶ意味とは

結論、学ぶ意味はない。
結論、戦わない護身術システマを学ぶ意味や意義は、ないです。
だからこそ、学ぶ意味があるということを紹介していきたい。
仕事のために学ぶ、日常を快適にするた目に学ぶ、人生を高めるために取り組むなど、
何か目的のために学ぶということではなく、
一般的には無駄(余白)と言われることに、あえて時間を割くことで、感受性が高い人間へ。変化する時代に強く、また失われつつある人間性を取り戻せる。
私自身は、戦わな護身術システマをこの位置付けで捉え、見た目ではなく本質的に意味のあるものを提供したいと考えている。
想定外の学びや経験を得るために。
何かのために学ぶ。例えば、仕事で活かすため、パフォーマンスを高めるためになど。
何かのために学ぶというスタンスである限り、想定内の学びや発見しか得られない。
予定不調和、想定外の発見や経験を得るためには、そのスタンスを捨てる必要がある。
せっかく費用を支払っているから頭で理解したいとか、しっかり習得して帰りたいなど、それらは意識レベルでの理解でしかなく、実は大した学びになっていない。
想定外の経験や学びを得るためには、無駄な余白にただ取り組めばいい。意味を見出して取り組むのではなく、取り組むこと自体に意味があること理解する。
常に自分の思考や決断が、自分の無意識レベルでの成長を妨げる。直感に従って行動できるかが実は重要である。
人間性を取り戻す(高める)

人間性とは。
私が考える人間性とは、自分の生き方を発見して、自分らしく生きること。
豊かさや幸せに気づき、正しく自分に向き合っている状態である。
学ぶことに意味なんてない。人間性を取り戻すために学ぶ。
仕事のためでも、趣味や日常のためでもなく、
人間性を取り戻すため(自分らしくあるため)に、戦わな護身術システマは学ぶのである。だから、学ぶことに意味はない。だからこそ、意味がある。
必要な無駄は、思考させる。
「意味のある」ものは、基本何かを発信しています。
車道にある線や信号機は、事故を防止するために。台所の椅子は、座り心地や快適を発信し、商品広告は商品の良さを発信しています。
これらは、考えられ洗練されているからこそ様々なものを発信しています。(気づいていないとしても)
それに比べ「意味のない」ことは、発信していない。
意味不明な場所に描かれた線、謎のをした椅子、違和感満載の置物、またアート作品を含めて、見る側が自然と思考する。
「意味のない」もの、未完成なもの、余白、そういったものは、想像や空想を連想させ、その人を思考させる。
このプロセスが、意味のないこと「必要な無駄」の醍醐味であると考える。
戦わない護身術システマ呉では、何かを伝えない。必要な無駄の取り組みは、その人自身に落とし込まれ思考して、その人自身の課題を浮き彫りにします。
その人自身の課題と正しく向き合うことで、自身の人間性(自分らしさ)を取り戻し、同時に人間性を高めることも目的としている。
感受性と無意識を鍛える。

人の行動は8割が無意識
我々の行動や決断のほとんどが無意識と言われています。
私たちは、意外と気づいていないが、多くのものに知らず知らず影響を受けている。
また、考え抜いて決めたことに思えても、実は無意識(直感)的に、早い段階から決まっていたということも多くあります。仕事やスポーツの場面でも、直感で行動し成功した経験は誰もがあるはずです。
意識は後追いである場面が実は多い。(大半はそれすら気づきませんが)
まずは、そうした無意識に影響を受けているものに気づく。そして無意識を鍛え、自分の影響力(パワー)を増す。
戦わな護身術システマでは、頭で理解しないことを徹底する。
理解ではなく、想定外の動きや、知らなかった自分に気づく、そうした意識的な理解を超えるために、無意識を鍛えるトレーニングを行なっている。
「意味のない必要な無駄」であるからこそ、自分の理解を超えて、新たな学びを得られる。
感受性の高い人間を目指す。
多くの人が視覚を頼りにし過ぎるまたり、視野や自分のフィールドが狭くなってしまいます。
五感を磨きながら、思考の使い方や見るものを変えていくことで、よりセンシビリティーの高い、人生のバランス感覚に長けた人間を目指します。五感から得られる感覚は、まさに無意識のトレーニングです。
五感をしっかり使い、自分の知らない部分を知る。護身を通して起きる様々な変化(緊張・恐怖・力みなど)からは、本当の多くのことに気づくことができる。
こうして得られた感覚は、結果的に日常や様々な場面で活かせる。
想定外の学びは、人生に大きな影響を与え始める。それは結果的に。
意味がないから、意味がある。
